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第三回 株式会社ディー・エヌ・エー Japanリージョンゲーム事業本部 宣伝部 グループマネージャー 佐藤 基氏 「好奇心が、加速する」の巻

 

おさらい~プロローグ~

ここでは、マーケのケン子さんこと新人マーケター見学が、生意気なゲームマーケターだった元彼を見返すべく、 スマホゲームの著名なマーケターから普段聞けない仕事の哲学や技を伺いマーケの知見を増やしつつ一人前のマーケタ ーへと爆速で成長していく物語である。

↓プロローグを漫画で読む
https://cropro.jp/doc/news/index? id=28

↓第二回 株式会社gumi PR戦略統括 羽入田 新氏 「眼光紙背に徹す」の巻
https://cropro.jp/doc/news/index? id=33

 

第三回

株式会社ディー・エヌ・エー Japanリージョンゲーム事業本部 宣伝部 グループマネージャー 佐藤 基氏

 

「好奇心が、加速する」の巻


 

マーケのケン子さんが今回得た心得

一か条 「情報発信でチャンスを掴め!」

二か条 「インプットと二つの視点でセンスを磨く!」

三か条 「積み重ねが強みをつくる!」

 


初めておねだりした玩具は、オセロ。あれから約25年後「逆転オセロニア」で遊んでいるケン子です。

マーケのケン子さんの第三回目は、そんな「逆転オセロニア」などを配信する株式会社ディー・エヌ・エー(以下DeNA) Japanリージョンゲーム事業本部 宣伝部 グループマネージャー 佐藤 基氏です。

佐藤さんの強い好奇心と想像力、常に前向きに仕事に取り組まれる姿勢は、とても眩しく刺激的でお話を伺っているとわくわくが止まりませんでした!今回も、マーケの新人としての心得全三か条をインタビューしてきましたよ!


 一か条 「情報発信でチャンスを掴め!」


見学(以下、ケン子) 本日は宜しくお願いいたします。

 

佐藤氏 よろしくお願いいたします。

 

ケン子 早速ですが佐藤さんがDeNAに入るまでの経歴を教えてください。

 

佐藤氏 はい。1社目がドリコム、2社目がエキサイト、そして今のDeNAに入社しまして、それぞれ1年3年6年在籍して社会人歴は10年になりました。

 

ケン子 どんなきっかけで1社目のドリコムに入られたんですか?

 

佐藤氏 学生のときからインターネットが好きで、特にブログが大好きでした。実は大学の時に競馬に熱中していたんですね(笑)。好きが高じて、競馬に関するホームページを作りたくなったのですが、理系でもないしネットに詳しい訳でもないので、作りたくても簡単に作れなかったんです。
でもブログが登場して、簡単に作れるようになりました。しかも記事の更新も簡単で、さらに記事を見てくれた人からの反応も得られることができたんです。

この経験から、インターネットのすごさを感じて、インターネットを仕事にしたいなと思うようになり、当時ブログを運営していたドリコムで大学3年生の終わりからインターンを始めました。

 

ケン子 意外です!個人的な競馬ブログの立ち上げがきっかけだったんですね。

 

佐藤氏 はい。”ネットに自分で書いたものを人に見てもらえて、反応をもらえる”というのが僕をインターネットに夢中にさせた原体験でした。もっとたくさんの人にブログを見てもらうことにも頑張っていたのですが、今思うとマーケティングみたいなこともやっていたんですね。とても初期的でしたけどその原体験があるから今、僕がマーケティングの仕事をしているのだろうと思っています。

 

▲ブログを開設するほど競馬マニアだった佐藤さん。その分野では非常に有名なブログだったそう!現在は残念ながら閉鎖。(見たかった~!)

 

ドリコムではブログシステムを企業に提案して販売する営業をしていて、新卒入社から結局1年程でやめてしまいましたが、インターンを含めて2年間所属していました。

 

ケン子 次のエキサイトに行くきっかけは何だったんでしょうか?

 

佐藤氏 ドリコムではBtoBの営業をやっていたのですが、BtoCサービスがやってみたいなと思うようになり、BtoCの会社を探し始めました。とは言えまだ正社員で1年しか働いておらず、BtoCの経験もなかったので、中々雇ってくれるわけもなく、自分なりに企画書を作って面接でプレゼンしたところ、運よくエキサイトが採用してくれました(笑)。

2008年に入社して最初はフィーチャーフォンの公式サイトなどを担当していましたが、2010年頃にエキサイトのサービスを少しずつスマートフォンにも対応させていくようになり、スマホのサービスにも携わるようになりました。

 

ケン子 PCからフィーチャーフォン、フィーチャーフォンからスマホへと展開していった時期だったんですね!

 

佐藤氏 はい。エキサイトはポータルを運営していましたので、レシピやニュースなど幅広いジャンルのサービスを運営しました。それらをスマホアプリにも展開するなど、100個近くの様々なスマホのサービスを作っていました。

 

ケン子 えっ100個!

 

佐藤氏 はい。たくさん作っていました。ただスマホへの対応が早かった分、なかなかビジネスを大きくすることができませんでした。当時いち早くスマホのサービスを始めていた他社も同じような状況だったと思います。

 

▲「大きなビジネスになるのはまだ先の話で、2010年はスマホの普及台数も10%にも満たない時期でした」

 

エキサイトに入って、スマホにいち早く触れられたこと、でもビジネスをなかなか大きくすることができなかったこと、この2つの経験が現在所属しているDeNAへの入社につながっていますね。

 

ケン子 えっ!DeNAへはどのようにつながってくるのですか?

 

佐藤氏 当時、なかなかスマホのビジネスを大きくすることができなかったのですが、ただ、先進的な取り組みをしている自信はあったんです。そこで「エキサイトは先進的なことをやっているぞ」という事を、勉強会等で情報発信もするようになりました。そんな中ある時に、僕の情報発信に注目してくれたDeNAの人がいたんですよ。

 

ケン子 もしかして、それがきっかけで?

 

佐藤氏 はい(笑)。当時のDeNAは本格的にスマホのサービスを始めるタイミングで、スマホ向けのマーケティングの経験者を探していました。その時、僕は自分の担当しているビジネスを十分に成長させられていないことにコンプレックスを感じていました。それでもスマホの可能性を強く感じていました。一方、当時DeNAは”Mobage”でどんどん成長していました。もっとサービスを成長させる仕事がしたいと思っていたことと、もしかしたらこれまでのスマホのビジネスの経験で、DeNAに貢献できるかもしれないと思って、入社しました。

 

ケン子 DeNAに入られてから、すぐにスマホのマーケティングを始められたんですか?

 

佐藤氏 はい、入社したのはちょうどMobageのスマホ版の立ち上げの時期でした。しかも、入社当時はスマホ版のMobageが立ち上げ初期だったこともあり、そのプロモーションをメインで担当するのは一人でした。

 

ケン子 お一人で・・・とても大きいチャンスですけど、相当なプレッシャーですよね?

 

▲「いきなり扱っていた予算の桁が変わりました」

 

佐藤氏 もちろん大変な事も多かったですが、スマホにユーザーがどんどんシフトしていた時期で、そこで大規模にマーケティングをすることができるのはとても貴重で、大きなチャンスと感じていました。結果、とてもいい経験をさせてもらいました。

 

ケン子 まさかお一人からスタートしていたとは!

 

佐藤氏 DeNAに入社してすぐのタイミングで、ある勉強会でスマホのマーケティングについて発表させてもらう機会をいただいて「国内アプリマーケティング市場各プレイヤー状況のまとめ」というとても偉そうなプレゼンしたのですが(笑)、これが*はてブでホットエントリー入りしまして、社内で僕のことを知ってくれる人も増えました。
知ってもらえたことをきっかけに、仕事を円滑に進められるようになったと思っています。ここでも自分から発信することの大切さを感じましたね。そこから、どんどん仲間も増えて、今はとても良いチームでマーケティングに取り組むことができています。
*はてブ:はてなブックマークの略。オンラインをブックマークして保存、また公開することができるソーシャルブックマーク。

 

ケン子 なんだか情報発信が色んなきっかけを作っているんですね!

 

佐藤氏 そうですね、学生時代のブログや勉強会でのプレゼン、あとTwitterもそうなのですが、振り返ると自分から発信したことをきっかけに色んな機会が生まれたのかなと思います。

 

▲ブログ、夏から更新してない・・・。(そういえば趣味のブログを書いていたのを今思い出したケン子)

 

 二か条 「インプットと二つの視点でセンスを磨く!」


ケン子 今はどんな仕事をしているのですか?

 

佐藤氏 DeNAで配信している各ゲームタイトルのマーケティング戦略と推進を担う宣伝プロデューサーが所属するチームのマネージャーをしています。宣伝プロデューサーとは、そのゲームの宣伝の戦略を作成し、その戦略の実行をリードする役割を担っています。ゲームプロデューサーの「右腕」になるべき存在と言えるかもしれません。

モバイルゲームの開発には多くの時間が必要です。多くの時間をかけて作ってきたゲームの宣伝という、とても重要な仕事を担う以上、宣伝プロデューサーはそのゲームに対してコミットしていく姿勢が大事だと思っています。たくさんのユーザーに担当のゲームを遊んでもらうためには、ゲームのことをよく理解し、そしてユーザーのこともよく理解しなければなりません。高い情熱をもって仕事に取り組むことを大事にしています。

 

ケン子 なるほど!ゲームにコミットしていくのに対して、普段から意識されていることってありますか?

 

佐藤氏 マーケターとユーザーの2つの視点をもって、モバイルゲーム市場を見ていくことを意識しています。マーケター視点では、例えば他社がなぜこの施策を行ったのか、その結果どんな効果があったのだろうといった、その施策を実施した背景・方法・結果までをしっかりと考えて、インプットをしていくことが重要だと考えています。それを続けていくと、自分の引き出しが増えていきますので、施策を考えるときにとても役に立ちます。

ユーザー視点では、自身もユーザーとして、担当ゲームはもちろん、他社のゲームも「ユーザーとして楽しむ」ことを大切にしています。自分自身がきちんとユーザーになり、このゲームは面白いと感じたのか、反対につまらないと感じたのか?このゲームのプロモーションは魅力的に感じたのか?反対に自分には刺さらなかったのか?と、それをきちんと感じることを大切にしています。ゲームのマーケティングの仕事をしていると、たくさんの施策を見て、自分でもたくさんの施策を実施していくことになりますので、そういった感覚がマヒしたりします。
そうならないように、マーケターとユーザーの感覚をいかにバランス良く持つかをとても意識しています。

 

▲「僕はまだ道半ばだとは思うのですが、このバランスは意識しています。インプットは得意な方なので、色んなものを吸収してどう使えるかなということは常に考えていますね」

 

ケン子 市場を理解することで、本当に必要なものが見えてくるんですね。

 

佐藤氏 そうですね。あと、僕はモバイルゲームは、マーケティングを担当する商材として、すごく魅力的で、エキサイティングだと思っています。
まずモバイルゲームは市場がとても大きいこと。市場が大きいということは遊んでくれるユーザーも多いということなので、マーケティングが成功した時の手ごたえも非常に大きいですし、ビジネスのリターンも大きいです。そのため、マーケティングの予算も小さくはなく、デジタル広告はもちろん、TVCMなどのマス広告なども含む、あらゆる手段にチャレンジもできます。もちろん、競争環境も激しいのですが、その分サイクルも早いので、機会もたくさんあります。
そしてなんといっても、モバイルゲームは身近なので、自分自身もユーザーになれる。つまり、マーケターとして大事なユーザー視点が持ちやすい。こんな商材はなかなかないと思っています。

 

ケン子 モバイルゲームのマーケティングってものすごい経験値が得られるんですね!

 

▲「今は、マーケティングも成功させていかないと勝てない市場だと思うので、マーケティングの重要性も高いですよね」

 

 三か条 「積み重ねが強みをつくる!」


ケン子 佐藤さんは実に色んな施策に取り組んでいるんですよね。

 

佐藤氏 そうですね、僕自身、積極的に新しいことにも取り組むようにしています。
例えば、この1年間はYouTuberを起用したプロモーション施策に取り組んできました。実は最初はYouTuberのことが全く理解できていませんでした(笑)。でも、ゲームのマーケティングへのポテンシャルは感じていました。そこで、とにかくYouTuberの動画を毎日見ることにしたのですが、そうすると、だんだんとユーザーの気持ちがわかってきました。そのあと、改めてマーケター視点で、「どういうゲーム動画が人気があるのか?」「今は何が流行っているのか?」ということを考えて、理解していきました。
そうした中で、取り組んだプロモーションが実際に成果も出るようになりました。

 

ケン子 どんな施策を打つかを考え、その施策について大量のインプットをすることで、結果に繋がってくるんですね!

 

佐藤氏 他には、LINEをマーケティングで活用することにも注目しています。ただ、モバイルゲームのマーケティングでのLINEの活用が増えてきたのはこの1、2年と割と最近なんですよ。LINEはスマートフォンユーザーの多くが利用しているので、まだまだいろいろな活用の余地があると思っています。早すぎる取り組みは駄目なのですが、トレンドを掴んで一歩先を行けるといいなと思っています。

 

ケン子 そうですね、、でもマーケティングの感度が高くないと難しいことですよね。

 

佐藤氏 マーケティングの感度をあげるには、ユーザー視点でいろいろなものを見ていくのが大事だと思います。そのためには、「自分も楽しみながら」がおすすめです。さきほどの例のYouTuberの動画にしても、今や僕は毎日すごく楽しんで見ています。

 

ケン子 私もそこまでの感覚をはやく持ちたいです!

 

佐藤氏 楽しいことは続けられますからね。僕はTwitterも大好きなのですが、2007年から毎日欠かさずチェックしています。そういうコツコツと続けてきたことの積み重ねが僕の強みなのかなと思います。

 

ケン子 日々の積み重ね・・・あっ!そうだ。ここで人生のgood/badグラフをお願いします。

 

佐藤氏 それ知ってますよ!はい。

 

ケン子 おお、なだらかなグラフですね。

 

佐藤氏 上がり下がりはあんまりないかもしれないですね。仕事に苦労したり、うまくいかない時ももちろんありますけど、すべてが今の自分に積み重なっているなと感じています。順調かはわからないけど着実に1歩1歩進んでいければいいと思います。

ただ、やはり学生の時にインターネットに出会ったことが人生の中で大きいですね。そこでピクっとグラフが上がっているかもしれないですね。

 

▲「大きな挫折はない?」「ない・・・というか挫折と思っていないですね。マイペースなんです、僕(笑)。」

 

ケン子 気持ちが安定しているのも羨ましいです。私、ちょっとしたことで動揺しちゃいます。

 

佐藤氏 目前のことだけを見ているからですかね。僕は目の前にあることにすごく一生懸命になっちゃうタイプなんですよ。どんなことにも興味を持てるし、なんでも面白い、楽しいと思えます。それは強みでありますが、欠点でもあると思っています。

 

ケン子 いつもワクワクされている印象があります!今、課題に思っていることはありますか?

 

佐藤氏 色々なインプットはすべきと言いましたけど、僕自身まだまだインプットができていないものがたくさんあると思います。舞台やミュージカル、サーカスなど、オンラインではない、リアルなエンタメのインプットも広げて、引き出しを増やしていきたいです。

 

ケン子 ゲームもエンタメなので通ずるものがありますよね!では今後の目標を教えてください。

 

佐藤氏 やはりこの仕事をやっている以上、たくさんの人に遊んでもらえる「大ヒットゲーム」を生み出したいです!ゲームは日本の文化の一つですし、これまでも大ヒットタイトルはたくさん生まれてきました。次の大ヒットをDeNAのみんなと一緒に生み出したいですね。

 

ケン子 とてもやりがいのあるお仕事ですね!

 

佐藤氏 はい、やりがいはとても感じています。今取り組んでいる仕事に対しても迷いはないですね。今やっていることは自分にとっても一切無駄じゃないと自信をもって言えるので、だから仕事も楽しいのだと思います。

 

ケン子 私も自信を持って目の前の仕事に全力投球出来るように頑張ります!本日は有難うございました。

 

次回はどこへ行こうかな・・・

 

 

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